まともじゃない

ポエム置き場です

どうでもいい

かわいいね、この後も一緒に居たい、とか言ってくれて当然だ。じゃなきゃ好きでもない男と2時間もお酒を飲んで、少しはお金を出すそぶりをしたりした労が報われない。 私は自己承認が自分ではできない。とくに女として価値があるかどうかは男の判断に委ねて…

水星

めくるめくミラーボール乗って水星にでも旅に出ようか。 誰も知らない、私にしか響かない、彼がそれを狙って選曲したかはわからない。流行りのパーティソングの合間にはさまれて、聴きなれた歌が雑な扱いを受けていた。皆ドリンクを頼んだりトイレに行ったり…

結婚

好きな本だが、ひとつだけ引っかかる言葉があった。 「ほんとうに結ばれる運命にある男女は、自然に、とてもスムーズに結婚まで進むものだ」。 「結婚をまるで通過駅みたいに言ってるのが、とても嫌だと思ったの。千葉にディズニーランドがあるじゃない。そ…

ルミネセンス

もうどれくらいこうしているだろう。最初に目が覚めた時はカーテンの隙間から燦々ともれ込んでいた光の筋がいまはもうない。だいたい19時といったところだろうか。また堕落な1日を過ごしてしまった。大学の夏休みは人を廃人にするには充分すぎるほど余暇を与…

若者たちのすべて

「まだ夢を諦めるほど老けてもいないし、もう夢を追えるほど若くもない」。浅野いにおの漫画にでも出てきそうなセリフだ。でも私は諦めたくなかった。ユキオのことを。一生で一番好きになった人と結婚したいと思った。 「どちらかといえば、邦画が好き」とナ…

クリームソーダ

2人でいるのにクリームソーダの炭酸が弾ける音が聞こえて終わりの予感がした。 どうしても手に入れられない男がいた。手に入れたらちゃちなモンだと思えそうで手を出せない男がいた。いま、目の前にいる男とは違う男である。目の前の男(めんどうなので前男)…